インポートの手順

表計算ソフトを利用して複数のカードデータをCSV形式やTSV形式等で作成し、暗記帳に一気に取り込むことができます。ここではインポートをするためのルールや手順を説明します。

・はじめに

本アプリでは、カードのデータをCSV形式あるいはTSV形式で作成してアプリに取り込むことができます。(インポート機能)
インポートの大まかな流れは下記の通りです。それぞれの詳細についてはリンク先をご覧ください。

 

1.表計算ソフトでCSVファイルを作る

表計算ソフトを利用して本アプリが規定しているフォーマットに従ってカードデータを入力し、CSV形式(あるいはTSV形式)で「名前を付けて保存」します。

 
2.作成したCSV(TSV)ファイルをアプリ内部に移動する

作成したCSV(TSV)ファイルはPC等の本アプリ外部に存在する状態です。本アプリがファイルの内容を参照してインポートするためには作成したファイルを本アプリ内部に移動(コピー)する必要があります。

 
3.アプリでインポートの操作をする

本アプリ内部に移動したCSV(TSV)ファイルを暗記帳に取り込むためのアプリ内操作を行います。

 インポート(エクスポート)できるカードデータは?

インポートで取り込むことができる(エクスポートで書き出すことができる)カードデータは現在下記の通りです。
 

  • タイトル
  • 質問文
  • 解答文
  • ヒント
  • 星の数

 

現在のバージョンでは質問文や解答文に付けるマーカーや成績、チェックの状態はインポート(エクスポート)することができません。

・ファイル形式

本アプリでインポートすることができるファイル形式は下記の通りです。

(1) 表計算ソフトでつくる場合(CSV形式・TSV形式)

PC等の表計算ソフトでカードデータを入力し、CSV形式、あるいはTSV形式でファイルを作ります。質問文や解答文、ヒントの中に改行を含める事ができます。
「インポートの手順」ではこの表計算ソフトを利用してインポートを行う方法について説明します。テキストエディターを用いた「カンタン取込み形式」によるインポートの方法についてはカンタン取込み形式でインポートするをご覧ください。

CSV形式とTSV形式

本アプリでは、CSV(Comma-Separated Values)形式の他にTSV形式(Tab-Separated Values)をサポートしていますが、基本的にはCSV形式で作成します。ただし、一部表計算ソフト(一部バージョンのExcel)を利用した場合にCSV形式では何をどうやっても文字化けが発生することがあります。その場合の回避策としてTSV形式を利用してください。

(2) テキストエディターでつくる場合

テキストエディターを利用して簡易なフォーマット(カンタン取込み形式)でカードデータを記載して作成します。
テキストエディターを使用してカンタン取込み形式によるインポートを行う手順についてはカンタン取込み形式でインポートするをご覧ください。

・例として作成するカードデータ

インポートの手順として実例を踏まえながら説明します。以下の3つの単語データをカードとして登録するものとします。

1枚目のカード

  • タイトル
    • 1
  • 質問文
    • word
  • 解答文
    • 単語
  • ヒント・メモ
    • (入力なし)
  • 星の数
    • 3つ

2枚目のカード

  • タイトル
    • 2
  • 質問文
    • apple
  • 解答文
    • りんご
  • ヒント・メモ
    • An apple a day keeps the doctor away.
    • (ことわざ)1日にりんご1個で医者いらず
  • 星の数
    • 4つ

3枚目のカード

  • タイトル
    • 3
  • 質問文
    • memorize
  • 解答文
    • 暗記する
    • 記憶する
  • ヒント・メモ
    • 動詞
  • 星の数
    • 5つ