外部にバックアップしたファイルをアプリに戻して適用する(復旧する)方法についてはデータの復旧方法をご覧ください。
データのバックアップ方法
本アプリではアプリ本体に固有のデータバックアップ機能は実装していませんが、下記の2つの方法でバックアップすることができます。
A) iOSのバックアップ機能を利用する方法 | 本アプリはiOSに標準で用意されているバックアップ機能(iCloudバックアップ)に対応しています。 iOSが定める方法によってアプリ内のデータのバックアップと復元を行うことができます。 ただし、本方法で保存したバックアップデータを復元する際に、本アプリだけではなくそのほかのアプリデータ等もバックアップを行なった時点のデータに復元されることにご注意ください。 |
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B) アプリデータを直接外部ストレージに保存する方法 | 本アプリのデータファイルを直接コピーして外部のクラウドストレージ等に保存する方法です。 本方法でバックアップ操作を行う際に誤ってデータファイルを削除してしまうと復旧できませんのでご注意ください。 |
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A. iOSのバックアップ機能を利用する方法
iOSの標準機能として、iOSのデータ(本アプリのデータを含む)をバックアップする機能を備えています。本アプリのデータもiOSのデータと共に保存され、バックアップからの復旧を行うことでバックアップした時点のデータを復元することができます。
ご注意ください
この方法ではお使いのデバイス全体(対応するデータ)のバックアップが行われます。復旧操作を行なった際には同様にデバイス全体(対応するデータ)のデータがバックアップ時のものに復旧されます。
iOSのバックアップにどのデータが対応するのかは下記Apple公式サポート内の説明をご覧ください。
バックアップの方法
データの復元の方法
iOSの標準機能を用いてバックアップしたデータの復元方法については、下記のリンク(Apple社公式サポートページ)をご覧ください。
B. アプリデータを直接外部に保存する方法
本アプリのデータファイルを直接コピー、保存先にペーストすることでバックアップする方法です。コピー操作時に誤ってファイルを削除しないようご注意ください。削除してしまうとそのファイルは復旧できません。
1. 本アプリを確実に終了します。
バックアップ操作時に問題が発生しないように、本アプリを(バックグラウンドでの動作も含めて)完全に終了します。
アプリを完全に終了させる方法については下記Apple社の公式サポートページをご覧ください。
2. 「ファイル」Appを起動します。
iOSの標準アプリ「ファイル」Appを起動します。

3. 「ブラウズ」>「このiPhone内」をタップします。
「ブラウズ」をタップして表示される「このiPhone内」をタップします。

4. 「何度も聞いて覚えるための暗記カード」をタップします。
いくつかのディレクトリが表示されますので「何度も聞いて覚えるための暗記カード」(途中...で省略されている場合があります)をタップします。
本アプリをダウンロードして一度も起動していない場合はこのディレクトリが存在しない場合があります。その場合は本アプリを一度起動してください。(その後、ステップ1のように完全に終了してください)

5. 「選択」をタップします。
本アプリのデータファイルが一覧表示されます。
右上の(...)ボタンをタップして「選択」をタップします。


6. データファイル(3つ)を選択します。
下記の3つのデータファイルをタップして選択してください。
VoiceMemorization.sqlite
VoiceMemorization.sqlite-wal
VoiceMemorization.sqlite-shm
本アプリの使用状況によっては必ずしも3つのファイルが存在しない場合があります。その場合は3つのファイルのうち存在するもの全てを選択してください。これらのファイルは相互に作用していますので、常に同時期のものがセットで存在する必要があります。いずれかが欠けたり保存時期が異なるものが含まれた場合、アプリの起動失敗やデータの欠損が発生する可能性があります。

7. 選択しているファイルを「コピー」します。
画面左下のアクションボタンをタップして「コピー」をタップしてください。タップすることでデバイスのメモリー内にファイルがコピーされた状態になります。(次のステップでペーストするいわゆる"コピペ"の前段階です)


8. 保存先のディレクトリを表示します。
データのバックアップ保存先(コピーしたファイルのペースト先)にする任意のディレクトリ(外部クラウドストレージ等)を表示します。
ここでは例として「iCloud Drive」内に作成したディレクトリ「bkup」に保存する前提で説明します。
実際には保存先ディレクトリ名は保存した時期がわかる日時(例:20221011など)にするのがいつバックアップしたのかを判断する上で良いかと思います。


9. 空白部を長押しして「ペースト」します。
空白部を長押しすることで、メニューが表示されます。メニュー内に「ペースト」がありますのでタップしてペーストを実行してください。


データの復旧方法
B. アプリデータを直接外部に保存する方法によって外部に保存したデータファイルをアプリに反映させる(復旧する)方法について説明します。
「A.iOSのバックアップ機能を利用する方法」でバックアップしたデータファイルを復旧する場合は下記のApple社公式サポートサイトをご覧ください。
1. 本アプリを確実に終了します。
復元操作時に問題が発生しないように、本アプリを(バックグラウンドでの動作も含めて)完全に終了します。
アプリを完全に終了させる方法については下記Apple社の公式サポートページをご覧ください。
2. 「ファイル」Appを起動します。
iOSの標準アプリ「ファイル」Appを起動します。

3. 保存したディレクトリを表示します。
復元したいデータファイルを保存したディレクトリを表示してください。
復元に必要なデータファイルは以下の3つのファイルです。(状況に応じてデータファイルの数が3つ以下の場合もあります)
VoiceMemorization.sqlite
VoiceMemorization.sqlite-wal
VoiceMemorization.sqlite-shm
ここではiCloud Driveの「bkup」というディレクトリに上記のデータファイルを保存しておいた例で説明します。

4. 「選択」をタップします。
画面右上の(...)ボタンをタップして「選択」をタップします。


5. データファイルを全て選択します。
保存しておいたデータファイル(3つ)全てをタップして選択します。(保存時にファイル数が3つ以下だった場合は保存したもの全てを選択します)
復元に必要になるファイルは以下の3つです。
VoiceMemorization.sqlite
VoiceMemorization.sqlite-wal
VoiceMemorization.sqlite-shm

6. 選択したファイルを「コピー」します。
画面左下のアクションボタンをタップして「コピー」をタップしてください。タップすることでデバイスのメモリー内にファイルがコピーされた状態になります。


7. 「ブラウズ」「このiPhone内」をタップします。
「ファイル」Appの「ブラウズ」トップ画面に戻り、「このiPhone内」をタップします。

8. 「何度も聞いて覚えるための暗記カード」をタップします。
一覧に複数のアプリのディレクトリが表示されるかと思います。(インストールしているアプリの数によって異なります)
「何度も聞いて覚えるための暗記カード」をタップしてください。

9. 現在適用中のデータファイルを削除します。
アプリ内で保存されている「現在のアプリデータ」ファイルが表示されます。保存しておいたデータを現在のアプリデータとして反映させるためには、現在アプリによって適用中のデータファイルとすげ替える必要があります。
そのため、現在アプリによって適用中である以下の3つのファイルを左スワイプ操作で順に削除していきます。
ここでデータファイルを削除することで「現在のアプリのデータ」は完全に消去されます。一度削除すると外部に保存しているデータファイルを用いて復旧しない限り初期状態に戻りますのでご注意ください。
・削除するデータファイル
VoiceMemorization.sqlite
VoiceMemorization.sqlite-wal
VoiceMemorization.sqlite-shm


3つのファイルを削除した
10. 空白部を長押しして「ペースト」します。
ディレクトリの空白部を長押しして表示されるメニューの「ペースト」をタップし、先ほどコピーしておいた復旧するデータファイル3つをペーストします。
ペーストすることで、本アプリ内に復旧するデータファイルが保存された状態になります。


11. 本アプリを起動します。
本アプリを起動することで、復旧したデータファイルが読み込まれます。
データファイルはアプリが1から起動した際に読み込まれます。バックグラウンドからの再開では読み込まれませんので必ずアプリを確実に終了してから起動してください。