データの自動復旧機能

バージョン3.1.0版に実装されたデータの自動復旧機能について説明します。「データの自動復旧機能」はLite版には実装されていません。通常版のみの機能です。

 データの自動復旧機能

データの自動復旧機能は、デバイスに保存されている暗記帳やカードのデータが万が一破損したことを検知した場合にアプリが自動で別途保存しておいたバックアップデータから自動的に復旧する機能です。
この機能は通常版アプリのバージョン3.1.0版以降で利用可能です。(Lite版には実装されていません)
オプション画面の「データの自動復旧を有効にする」をオンにすることで動作します。(デフォルトで有効に設定されています)
 
この機能が有効になっていると、アプリを終了(バックグラウンド状態も含む)した際などにその時点のデータを自動的にバックアップします。
アプリ起動時に万が一、通常時のデータが何かしらの原因で読み込めなかった場合(データ破損による消失など)に、バックアップしておいたデータを利用して復旧し、起動します。
 
本機能は登録データの消失を100%防ぐことを保証するものではありません。
例えば、デバイスのストレージがフル使用に近い状態の場合はバックアップを正常に行うことができず、その際に復旧機能が動作しても正常に復旧できません。
稀ではありますが、登録データとバックアップ両方ともに破損してしまう可能性もあります。
また、デバイスの外部にバックアップをする機能ではありませんので、デバイス自体の故障等によってストレージにアクセスできなくなった場合には対応できません。
(登録データをデバイスの外部に保存する方法についてはデータをバックアップするをご覧ください)
 
本機能を有効にすると、通常のデータとは別にバックアップ用データをデバイス内に保存します。そのため、本アプリのストレージ使用量が登録した暗記帳やカードなどの量に応じて大きくなります。
バックアップ用データは常に上書き保存されますので、この動作の回数に応じてバックアップサイズがどんどん増えることはありません。
本機能を無効にした場合はこのバックアップ用データも自動的に削除されます。

データの自動復旧機能を有効にする

1. オプション画面を表示する

オプションボタンをタップしてオプション画面を表示します。
 

2. 「データの自動復旧を有効にする」をオンにする

「データの自動復旧」項の「データの自動復旧を有効にする」スイッチをオンにします。
スイッチをオンにしたタイミングでその時点のデータが即座にバックアップされます。その後はアプリを終了するなどしたタイミングで自動的にバックアップが実行されます。
 

データの自動復旧機能を無効にする

1. オプション画面を表示する

オプションボタンをタップしてオプション画面を表示します。
 

2. 「データの自動復旧を有効にする」をオフにする

「データの自動復旧」項の「データの自動復旧を有効にする」スイッチをオフにします。
 

3. 「無効にする」をタップする

確認のポップアップが表示されますので「無効にする」をタップします。
「無効にする」をタップすると即座にバックアップデータが削除されます。