インポートの手順(STEP1) | わたしの暗記カードの使い方 【暗記・試験対策・資格対策】

わたしの暗記カード 使い方

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インポートの手順 STEP1

インポートファイルの作成



■ 作成方法の決定

まず、インポートファイルを作成する手段を決めます。インポートファイルを作成する手段は下記の2通りです。

A. 表計算ソフトで作成する

PCの表計算ソフトを利用して「CSV(TSV)形式」のインポートファイルを作成します。
表計算ソフトを利用してインポートファイルを作成する方法についてはこちらをご覧ください。

※CSVとTSV
本アプリでは、CSV(Comma-Separated Values)形式の他にTSV形式(Tab-Separated Values)をサポートしていますが、基本的にはCSV形式で作成します。ただし、一部表計算ソフト(特にExcel)を利用した場合に文字化けが発生することがあり、その回避策としてTSV形式を利用してください。TSV形式を利用するパターンについての詳細はこちらをご覧ください。


B. テキストエディターで作成する

PCのメモ帳などのテキストエディターを利用して「カンタン取込み形式」のインポートファイルを作成します。テキストエディターを利用してインポートファイルを作成する方法についてはこちらをご覧ください。

※ご注意ください
テキストエディターを利用したカンタン取込み形式のインポートファイルはカードデータの記載を「できる限り簡易な形式」で規定しています。そのため、質問文・解答文・ヒントの中に改行を入れることはできませんのでご注意ください。また、星の数を指定することができません。質問文や解答文、ヒントの中に改行を入れる必要がある場合は「A.表計算ソフトで作成する」方法をご利用ください。

【A】 表計算ソフトで作成する

PCの表計算ソフトを利用して、CSV(TSV)形式のインポートファイルを作成する方法を説明します。表計算ソフトに本アプリがカードデータとして認識するためのルールに従って編集を行います。

Img114.png


A-① 1行目に項目名を入力します。

まず最初に、表計算ソフトの1行目に以降の各列が何のカードデータを入力しているのかを示す「項目名」を入力します。「項目名」は以下に記載するように、カードデータを示す決められた文字列(キーワード)を入力してください。

Img115.png



【入力可能な項目名(キーワード)】

Title
この列の2行目以降にカードのタイトルを入力する場合の項目名です。
カードのタイトルとなる文字を入力します。タイトルは1行で入力してください。改行して複数行の文字を入力した場合は改行が無視されます。
Question
この列の2行目以降にカードの質問文を入力する場合の項目名です。
2行目以降には質問文としての文章や文字を入力してください。改行を入れて複数行にすることも可能です。
Answer
この列の2行目以降にカードの解答文を入力する場合の項目名です。
2行目以降には解答文としての文章や文字を入力してください。改行を入れて複数行にすることも可能です。
Hint
この列の2行目以降にカードのヒント・メモを入力する場合の項目名です。
2行目以降にはヒント・メモとしての文章や文字を入力してください。改行を入れて複数行にすることも可能です。
Star
この列の2行目以降にカードの星の数を入力する場合の項目名です。
2行目以降には「星の数」として半角の0から5の数値を入力してください。
数値として判断できない文字や0から5以外の数値を入力した場合、新規カードを作成する際は規定値が自動でセットされます。


(①例) Numbersの場合

Numbersを起動し、1行目に以下のように項目名を入力します。
(「表の名前」は非表示にしています)

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(①例) Excelの場合

Excelを起動し、1行目に以下のように項目名を入力します。(Numbersの場合と特に変わりません)

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A-② 2行目以降には1行1カードのデータを入力します。

2行目以降には、1行につき1カードのデータを入力します。各列には1行目で指定した項目を入力してください。

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(②例) Numbersの場合

こちらで記載したカードの情報を1行に1カード分ずつ入力していきます。

⑴ 2行目に1枚目のカードの情報を入力します。

A列にタイトル(1)、B列に質問文(word)、C列に解答文(単語)、D列にヒント(未登録なので空白のまま)、E列に星の数(3)を入力します。

Img119.png


(2) 3行目に2枚目のカードの情報を入力します。

A列にタイトル(2)、B列に質問文(apple)、C列に解答文(りんご)、D列にヒント(An apple a day keeps the doctor away.<改行>(ことわざ) 1日にりんご1個で医者いらず )、E列に星の数(0)を入力します。

Img120.png


(3) 4行目に3枚目のカードの情報を入力します。

A列にタイトル(3)、B列に質問文(memorize)、C列に解答文(暗記する<改行>記憶する)、D列にヒント(動詞 )、E列に星の数(5)を入力します。

Img121.png



(②例) Excelの場合

こちらで記載したカードの情報を1行に1カード分ずつ入力していきます。

⑴ 2行目に1枚目のカードの情報を入力します。

A列にタイトル(1)、B列に質問文(word)、C列に解答文(単語)、D列にヒント(未登録なので空白のまま)、E列に星の数(3)を入力します。

Img122.png


(2) 3行目に2枚目のカードの情報を入力します。

A列にタイトル(2)、B列に質問文(apple)、C列に解答文(りんご)、D列にヒント(An apple a day keeps the doctor away.<改行>(ことわざ) 1日にりんご1個で医者いらず )、E列に星の数(0)を入力します。

Img123.png


(3) 4行目に3枚目のカードの情報を入力します。

A列にタイトル(3)、B列に質問文(memorize)、C列に解答文(暗記する<改行>記憶する)、D列にヒント(動詞 )、E列に星の数(5)を入力します。

Img124.png




A-③ CSVファイル形式で保存します。

カードデータの入力を終えた後、CSV形式でファイルを保存(名前をつけて保存)し、インポートファイルを生成します。CSV形式で保存する方法はお使いの表計算ソフトによって異なりますので、サポートサイトやマニュアル等をご確認ください。(NumbersとExcelの保存方法については下記に記載していますのでご参考としてご覧ください)
CSVファイルとして保存する際の注意点は下記の通りです。

ファイル名の拡張子
保存する際のファイル名の拡張子が.csvとなっていることをご確認ください。アプリがインポート可能なcsvファイルとして判断・認識するのに必要です。
ファイル保存時の文字エンコーディング方式
CSV形式で保存する際に文字エンコーディングを指定します。表計算ソフトでカードデータとして入力した文字が文字化けしないよう、適切なエンコーディング方式を指定してください。大抵の場合はUTF8を指定することで問題なくインポートできるかと思います。
アプリにてCSVファイルをインポートする際に、保存時に指定したエンコーディング方式を指定する必要があります。(保存時と同じエンコーディング方式を用いて解釈(デコード)しないと文字化けするため)


ExcelでCSV形式で保存する場合
Excelの一部バージョンでは、CSV形式で保存する際に文字エンコーディング方式を指定できずに強制的にShift-JIS形式で保存されてしまいます。カードデータとして入力したデータ内にShiftJIS形式で対応していない文字(特に外国語等)が含まれている場合、高い確率で保存したCSVファイル内のデータが文字化けしています。(この文字化けは本アプリでの処理以前、ファイル保存時に発生しているため、アプリでは対応できません)
この場合はCSV形式ではなくTSV形式で保存することで問題回避できる場合があります。詳細はこちらをご覧ください。



(③例) Numbersを利用する場合

Numbersを利用している場合のCSV形式でファイルを保存する手順は下記の通りです。


(1) 「ファイル > 書き出す > CSV」を選択します。

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(2) テキストエンコーディング方式を選択します。
カードデータとして入力した文字の種類や言語に応じて適切なテキストエンコーディング方式を選択し、「次へ」をクリックします。大抵の場合はUTF-8方式を選択することで文字化け等発生せず、問題なく保存することが可能です。

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(3) ファイル名と保存先を選択して「書き出す」をクリックします。
保存するファイル名と保存先を設定し、「書き出す」をクリックします。ファイル名の拡張子を(.csv)から変更しないでください。本アプリがインポート可能なCSVファイルとして認識するのに拡張子が.csvであることをチェックします。

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(③例) Excelを利用する場合

Excelを利用している場合のCSV形式でファイルを保存する手順は下記の通りです。(ご利用のOSやExcelのバージョンによって表示内容、テキスト項目名称などが異なる可能性がございます。あくまでも参考としてご覧ください)



(1) 「ファイル > 名前を付けて保存」を選択します。

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(2) ファイル名を入力し、フォーマットを「CSV(コンマ区切り)(.csv)」を選択します。
ファイル名と保存場所を選択し、フォーマットとして「CSV(コンマ区切り)(.csv)」を選択して「保存」をクリックします。

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※文字化けが発生する可能性
本例のようにExcelの一部バージョンによっては文字エンコーディング方式を指定することができない(指定する欄が存在しない)ものがあります。このようなエンコーディング方式を指定できないバージョンのExcelはCSV保存時に強制的にShiftJIS方式を用いて保存することがわかっています。ShiftJIS方式は主に日本語の文字を主とした方式ですので、カードデータに特に外国語が含まれている場合、文字化けが発生する可能性があります。(文字化けはアプリによるインポート処理以前、ファイル保存時に発生しているため、アプリでは対応できません)
この場合はCSV形式ではなくTSV形式で保存することで問題回避できる場合があります。詳細はこちらをご覧ください。


(③例) Excelで文字化けが発生する場合の回避策(TSV形式で保存する)

Excelの一部バージョンでは、CSV形式で保存する際に文字エンコーディング方式を指定することができないものが存在します。その場合、Excelは保存時にShiftJIS形式を用いてエンコーディングするため、カードデータに外国語等が含まれている場合に文字化けが発生することがあります。

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発音記号やドイツ語ウムラウト記号を含むデータをExcelでCSV保存(ShiftJISで保存される)


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文字化けが発生する(例2、例3データ)




文字化けはExcelがファイルを保存する際に発生するため、すでに文字化けしたインポートファイル(CSVファイル)をアプリが処理しようとしても対応することができません。
そこで、ExcelでCSV形式で保存して文字化けが発生する場合は下記手順のようにTSV形式で保存することで問題回避できる場合があります。


(1) 「ファイル > 名前を付けて保存」を選択します。

Img128.png



(2) ファイル名を入力し、フォーマットを「UTF16 Unicodeテキスト(.txt)」を選択します。
ファイル名と保存場所を選択し、フォーマットとして「UTF16 Unicodeテキスト(.txt)」を選択します。CSV形式による保存の場合は強制的にShiftJIS形式が用いられますが、CSV形式ではなくUnicode形式のテキストファイルとして保存します。(この方法で保存するとTSV(タブ区切り)のテキストファイルが生成されます)

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Img134.png
(TSV形式で取り込んだ場合)ドイツ語ウムラウト記号も正常に表示される


表計算ソフトを利用してインポートファイル(CSVファイルまたはTSVファイル)を作成しました。以上でSTEP1の操作は完了です。


▶︎ 次のステップに進む(STEP2)

【B】 テキストエディターで作成する

メモ帳などのテキストエディターを利用して「カンタン取込み形式」でインポートファイルを作成する方法を説明します。テキストエディターに本アプリが「カンタン取込み形式」のカードデータとして認識するためのルールに従って編集を行います。

Img131.png



B-① カンタン取込み形式のルール3つ

メモ帳等のテキストエディタで以下の3つのルールに従ってデータを作成します。

ルール1
メモ帳などのテキストエディタに内容を入力して保存、(.txt)のテキストファイルを作成します。
ルール2
1行につき1つのカードの情報を書きます。2つのカードなら2行、10個のカードなら10行になります。
ルール3
カードの情報は、タイトル、質問文、解答文、ヒントの順にカンマ(,)で区切って書きます。


(例1)

タイトルを「123」、質問文を「坂本龍馬の出身藩は?」、解答文を「土佐藩」、ヒントを「今の高知県です。」の場合、

123,坂本龍馬の出身藩は?,土佐藩,今の高知県です。


タイトル、質問文、解答文、ヒントを順番に半角のコンマ(,)で区切って1行に記載してください。


(例2)

タイトルを「124」、質問文を「坂本龍馬の出身藩は?」、解答文を「土佐藩」、ヒントはなしの場合、

124,坂本龍馬の出身藩は?,土佐藩

または、

124,坂本龍馬の出身藩は?,土佐藩,


タイトル、質問文、解答文を順番に半角のコンマ(,)で区切って1行に記載してください。
最後のコンマはあってもなくてもかまいません。


(例3)

タイトルがなし、質問文を「坂本龍馬の出身藩は?」、解答文を「土佐藩」、ヒントを「今の高知県です。」の場合、

,坂本龍馬の出身藩は?,土佐藩,今の高知県です。


タイトルがないのでまず最初に半角コンマ(,)で区切り、その後に質問文、解答文、ヒントと続けて1行に記載してください。



テキストエディターを利用してインポートファイル(カンタン取込み形式のテキストファイル)を作成しました。以上でSTEP1の操作は完了です。


▶︎ 次のステップに進む(STEP2)